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英進アカデミー「勝利のブログ」 講師の一言: 2016年8月アーカイブ

余力は・・・

夏期講習もいよいよ終了だ。
受験生にとっては家族行事や友人たちとの時間を
返上して臨んだ大変な夏休みだったろう。

学習塾に通い、夏の模擬試験を受験する(した)生徒は
上昇した自分の模試の結果に喜んだいることだろう。良く頑張った!

水を差すようで申し訳ないが、
『上がった自分の偏差値は単なる夏の成果にすぎない』ということを覚えておこう。
分かっているつもりでも『次回の模試結果にも期待してしまう』ものだ。

確かに今後も夏休みと同等の学習の継続ができれば学力(偏差値)は上がる
だろうが、学校が始まるとそうもいかなくなるからだ。

折角上げた偏差値だ。欲張らず『最低限維持!』の目標に留める。
そして余力は全て、『定期試験で自己記録』に入力することだ。

*決して余力を『自分の趣味の時間』に使ってはいけない。
  趣味は我慢する時期だ!

夏の頑張りの程度で学校の授業も理解しやすくなる。
定期試験での成果が期待できる2学期だ。健闘を祈っている。

         (by  英  一  )


苦手・・・

国語が苦手な生徒は漢字が苦手な傾向がある。
漢字が苦手な生徒は英語が苦手な傾向がある。

言語に関する2つの教科で、その基となる『漢字と英単語』
が出来ないのは致命的だ。

『漢字と英単語』が出来るようになれば、今以上の得点は簡単である。
しかし漢字と英単語を覚えようとするとかなり大変だ。
過去数年分(漢字に至っては小学生)を遡って学習する必要があるからだ。

①漢字検定合格を目標に取り組む
②毎日漢字(単語)ドリルをやる
③教科書やワークブックに出てくる漢字(英単語)をその都度覚える

『覚える』という単調な作業なので継続が難しい。
よって①~③のような『目標』をたてて取り組むといいだろう。

現段階でも、多少なりとも漢字と英単語の知識はあるはず。
ゼロから始めるわけではないから、
案外短時間に得点に貢献できる学習法だともいえる。

        (by  英  一  )

『英社終了』

受験生は夏期講習(英語社会)の最後の授業でした。
昨日の試験問題の解説と復習を重点に学習しました。

それぞれ本当に最期までよく取り組んでくれたおかげで
模試の結果(得点)も優位に上昇しました。しかしその分、
2学期の忙しさにかまけて勉強が疎かになりはしないかと
心配になります。油断なきように・・・

勉強の継続は大切ですが、学校が始まると途端に崩れるものです。
2学期は学習習慣の崩れを最小限にとどめながら
中間期末の定期試験で結果を出す必要があります。

入試に直結する内申点の確保は最大の課題だからです。
明日は夏期講習最終日。『終わり良ければすべて良し』
といきましょう。

最後まで気を抜かず、宿題もきっちり仕上げておきましょう。

           まつお

       

作業・・・

『覚えた=勉強した』が試験で得点できるとは限らない。
皆とっくに体験済みだと思うが、勉強したのに悪い試験結果
になるということは、実は覚えていなかったということだ。

正確には試験時間が無制限なら、もっと得点できるだろう。
要は『いかに早く思い出せるか』にかかっている。

さらに記憶が正確であることも重要だ。
間違えて覚えてしまっていては、結局のところ得点はできない。

この『瞬時に思い出す』ことは訓練によって鍛えることができる。
勉強、というよりは『作業』に近い。

そしてその作業は必ず『確認』が必要だということだ。
そろそろやりっぱなしの勉強は卒業しよう。

『いかに素早く思い出せるかを意識する』ことが学力アップに繋がる!

         (by  英  一  )


いまは・・・

通っている学習塾で模擬試験があるのならば、
その結果は真摯に受け止めることだ。
この夏の成果が『数字によって示される』からだ。

志望校の合格偏差値と示し合わせ、不足分の学力を
いかに埋めていくかを検討するといい。

志望校が決まっていなければ早めに決めてしまうこと。
例年、なかなか志望校が決まらない生徒もいるが、
概して学力はつきにくい傾向があるので注意したい。

『目標のあるなしで、数カ月後の明暗はくっきりと分かれる!』
ということだ。

そして決めた志望校は『簡単に変更しないこと!』
変更は『ランク下げ』のケースが多い。しかも

『ランクを下げると、途端にモチベーションも勉強時間も学力も下がる!』
安全を狙った志望校でさえ安全ではなくなってしまう。

志望校変更は最後の最後! 今は全力で勉強に望むことだ。

         (by  英  一  )

構築・・・

教室での模擬試験同様、学校での休み明け試験で
得点できると更に自信もつくだろう。
学習塾の模擬試験と学校のそれとは出題傾向が異なるからだ。

出題傾向が違っても、『基礎的な学力』がついていれば得点できるはず。
いずれも『質問の仕方こそ違え、求める答えは同じ』だからだ。

『出題傾向が違うから得点できない!』という発言は言い訳にすぎない。
厳しい言い方だが、出題傾向(問題のレベルは同等)が変わると
得点できないのならば、『基本的に勉強が足りていない!』といえる。

上位校を目指す生徒ならばその程度のことは知っているだろう。
同じ都立(公立)でも、上位校は『試験問題を独自に作成している』
からであり難しい。

そのレベルになれば『出題傾向の分析と対策』が威力を発揮する。
志望する学校のレベルにもよるが、せめて『いつ、どんな試験が
実施されても十分に対応できる学力』は身につけておきたい!

間もなく夏期講習も終わる。
基礎はできた。2学期は『学力の構築』だ。

          (by  英  一  )

『模試の得点』

受験生は一足先に、夏を締めくくる8月模試を実施しました。
8月10日の模試で既に結果を出している生徒たちも、今回
更に得点を上げることができ一安心です。

*採点結果のみ。偏差値は集計結果の出る9月中旬頃です。

一生懸命に取り組んできた成果を実感出来たのは貴重な経験です。
また受験の追い込みに今回の経験が活きます。

一方、この夏で創りあげた学力、放おって置くと『風化』します。
2学期以降も忙しい毎日が続きますが、教科毎にバランスよく
受験勉強を継続して下さい。

夏期講習の残りの時間は模擬試験で浮き彫りになった弱点の強化
に重点をおいて指導します。

            まつお

睡眠・・・

自分は夜10時には床につかないと翌日眠くて辛い・・・
部活動で疲れたからだを休めるためにも十分な睡眠は
大切だ。

しかし『勉強時間を削るしかない』という結論は短絡的だ。
学習内容が難しくなるので定期試験での得点も次第に厳しくなるだろう。

『ゲームの時間を削る』『TVを見る時間を削る』他にも
もっと大切なことがある。

『極力学校の授業中に覚える努力をする』ことだ。
集中力が増すので時間も短く感じるだろう。
そして帰宅後直ぐにに学校の課題を終えること。

その上で必要な勉強に取り組むことだ。
必要な睡眠時間は維持しつつ、学校の課題や日々の勉強を維持
しながら学力をつけていくことができる。

2学期以降授業内容は更に難しくなる。『時間効率を考えた日々の生活』が
ゆとりを生み、より充実した学校生活になる。

       (by  英  一  )

岐路・・・

『これからは毎日勉強するぞ』と心に決めて始めた勉強も
おおよそ3ヶ月頃までには分岐点を迎える。

それまでの勉強が『正しいのかそうでないのか迷う時期』だからだ。
特に、明らかに以前より得点が上がったとか、学力を実感できるとか
より具体的な実感に欠ける場合は特に注意だ。

学習時間分の成果が直ぐに出るならば良いが、
学力は続ければ続けるほど、後になるほど成果が出る。

そういう意味でもなかなか成果を実感できない
勉強の取り組み始めは悩むことのほうが多いだろう。

『成果がないならやる意味が無い・・・』そう思ってやめるのか
自分の可能性を信じて継続するのか。

まさに『運命の分かれ道』だ。

        (by  英  一  ) 

ノート・・・

問題を解いてノートに◯をつけると学力は伸びにくい。
◯=できる=やる意味が無い、と思うからだ。
しかし実際には『いずれ忘れる』=肝心なときに得点できない。

出来る限り◯はつけないほうがいい。むしろ間違えた問題に
『色ペンで直ぐに見つけ出せうようにする』ことが復習時の時間短縮
になる。鉛筆で✔も復習時には見落としやすい。

そして採点(答え合わせ)は極力模範解答で覚え直すことだ。
大体合ってるから◯、とすると前述の通り復習しない=試験で間違える。

2学期に入る前に再度確認した方がいい。
少なくとも得点になる勉強法に意識的に変えていくことだ!

キミが中2,1生ならば勉強法の修正にさほど時間を要しない。
模試や、学校の休み明け試験の結果が変えるきっかけだ。

偏差値(得点)が上がれば問題はないが、前回と同等以下の得点
だと以降の定期試験結果に影響する。勝負の2学期目前だ。

         (by  英  一  )

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